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No.32 Softube Acoustic Feedback を使った感想。

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別にセールしていたわけでもなんでもなかったのですが、ライン録音ではありえない「フィードバック」を再現できるようでこれしかない!!と思い即購入。 なんというか、まぁ使い方自体は簡単なプラグインです。別になやむようなつまみもないし。 Mixは原音とフィードバック音の量の調整で、Feedbackがどのくらいでフィードバックするかのつまみ。一番右はフィードバックの音の種類みたいな感じです。黄色がまろやか、緑が普通、茶色が激しい。ですが説明書みると「まぁ普通は緑でOK」みたいな感じです。 デモを聞いて結構いけてるような感じはしていたのですが、説明書を読むとこんな言葉が。 「基本的に単音でしか無理。和音とかなしで。」 どうやら和音のフィードバックを作りだすのってとても難しいらしく、そんなプラグインなんてきっと無いよ、とか書いてあったと思います。なので目指していた、 「ジャーンとならしてからのフィードバック!!!」 が出来ません。無理なもんはしょうがない。 そして使ってからわかったのが、つまみはシンプルですが調整がかなりシビアだということ。 とくにFeedbackつまみは微調整しないと不自然になってしまいます。また、音色自体にも結構影響されるようで、ハイゲイン過ぎるとフィードバックがうまく途切れません。(たぶんダイナミクス的に平坦になるので変わり目をとれてないような気がします。)オーバードライブぐらいがベストかもです。 ついでにこのプラグインを買うとおまけでアンプシミュレータのお試し版がついてきます。 WhiteAmpなるものらしいですが・・・お試し版のせいかボロアンプ状態で、音量とマイク距離以外が調節できません。(つまみが取れてたりするのは変更できない)おまけにPreAmpつまみがぶっ壊れているおかげで男の1Volume仕様です。なので音量上げると自然歪みます。どーすんのこれ。 音色的にはキンキンサウンドで蝙蝠呼べそうな感じです。いったいなにを目指したのか。ローはごっそり落ちます。 以上から察するに、とりあえずWhiteAmpは放置で、Acoustic Feedbackに関しては2通りの使い方が想定されます。 1、ほんのり混ぜて生っぽさを演出する。 ライン録音で

No.31 Lexicon PCM native Effectsレビュー

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Lexiconといえばリバーブ、まぁいわずと知れたメーカーさんですが、プラグインを出していました。リバーブだけのバンドルとそのほかのエフェクトバンドルです。結局トータルバンドル買ったので両方手に入れたわけですが・・・。最初リバーブのデモを試したときにこれは良い!!!となって気づいたら持っていました。 で、Lexiconといえばリバーブというぐらいなのでリバーブは相変わらずすばらしかったのですがこのエフェクトのほうはどうなのかと。調べてもあまり情報ないしデモも見つけられませんでした。 なわけで自分で買ってレビューを作ると。 Effects Bundleには7つのエフェクターが入ってます。 ・Pitch Shift ・MultiVoice Pitch ・Chorus ・Resonant Chords ・Random Delay ・Dual Delay ・Stringbox です。普通に見ればわかるものから難しいもの、果ては使用法が思いつかないものまで入っています。ということで今回は全部ギターで試してみました。 ・Pitch Shift これは見ればわかる系ですがまぁピッチシフターです。セント単位でずらせるみたいですね。結構遅延が発生するのでリアルタイムは無理だと思います。(とくにずらし幅が広いとき)上下とも1オクターブまでずらせますね。 いわゆる七弦ギター風味。割と自然にできたような。ピッチシフトって今まで使っていなかったのですがあると便利かも。 ・MultiVoice Pitch これは相当難しいエフェクトだと思います。というより全般的にこのバンドル操作系統が凝ってる感じで、使いこなすまでに相当時間がかかりそうです。なんとなくアルペジエーターのような感じ。 なんかギター+シンセサイザーのようなことになっていますが。これはキーボード向けなのか?! ・Chorus これは良かったです。使いやすく、プリセットも良い感じです。全部で八声のコーラスがかけられます。全部がコーラス音とそのフィードバックを個別に設定できるので重厚なコーラス感が得られそうです。 今回はフランジャープリセットです。 ・Resonant Chord よくわからない系です。なんか鐘のよう

No.30 ギターをPCに録音するいくつかの方法

ギターをPCに録音する場合って結構いろいろなパターンがあると思うのですがここではちょっと分解しつつ考えていきたいと思います。 というのも以前までプリアンプ→ハードコンプ、ゲート→オーディオI/Fという繋ぎ方だったのですが、ひとつ気づいたのが、「プリアンプ2回通ってる」ということでした。いやまぁゲートからオーディオI/Fのラインに入れればよかったのですがなぜかマイク入力につないでいました。なにをやっているんだ・・・。 というわけでギターをPCに録音するときにどういった機材があるか(というか何を通るか)を考えてみたいと思います。自分の備忘録もかねて。 ・前提(というか調べた用語とか) インピーダンス:電流と電圧の比のこと。かなりいろんな意味があるらしい。よくわからん。基本的に楽器はハイインピーダンス。アクティブ回路搭載の場合はローインピーダンス。Hi-Z端子はハイインピーダンス対応なので楽器をそのままつなげるということです。手持ちのsummit audio TD-100がローディング機能(インピーダンスを変化させる)があったので試しましたが、出力がハイインピーダンスで入力がローインピーダンスだとすごく音がこもります。 ロー出しハイ受け:音響機器においては出力側をローインピーダンス、入力側をハイインピーダンスにする。こうすると信号は電力ではなく電圧で送られることになるらしい。MIDIとかは電流で送っているそうな。本来インピーダンスはマッチングすると一番効率が良いらしいが、音響機器では別に効率求めてないのと頻繁につなぎかえるのでマッチングめんどくさすぎでこうなってるみたい。 ラインレベル・マイクレベル・ヘッドフォン出力:マイク<=ヘッドフォン<ギターなど<ライン<スピーカー。各レベルごとにインピーダンスはいろいろあるようだ。 DI、ダイレクトボックス:ギター等のインピーダンスの高い信号をローインピーダンスにかえられる。 AD変換:アナログ・デジタル変換。 1,ギターアンプのヘッドフォンアウトやラインアウトをとる この場合はギターアンプのプリアンプからAD変換で取り込み、という形です。いちおうヘッドフォンアウトってのは通常のラインレベルより低いので(おまけにヘッドフォンアウトをラインレベルにする機械って無いらしいので)音量が足りないとか

No.29 DTM用PCのドライブ入れ替え

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今までメインのシステムドライブが64GBのSSDだったわけですが、これがいよいよ残り2GBとかになってきたので交換しました。で、この際クリーンインストールしてDTM専用のドライブにしよう!と思い立ったのでその手順を書いておきます。また次回やるときのために。 まずは今回のメインドライブを買います。自分はこれにしました。 Plextor M5 Proです。256GB。以前からいいなーとは思っていたので念願です。書き込みも早いし。 高級感あふれる感じです。DTMとかやるなら音源の読み出しやソフトの起動などいろいろと恩恵があるのでSSDがお勧めです。 で、ここからが本題の入れ替え手順。ほぼ個人用メモですが。 ・旧ドライブのバックアップをとる。   なわけで旧ドライブとは別にドライブが必要です。DVDとかでもいいですが。なんかしらないけど普通にバックアップつくったらいきなり100GBももってかれた・・・。 ・旧ドライブから引き継ぐ物確認。   DAWはどうするのか、プラグインはどーなのか(いらないフリーのやつとかをここで洗い出す)、ウィルスソフトは新規か、など。 ・旧ドライブ内ですぐ使うものは別ドライブにフォルダにまとめてコピー   必要なものをいちいちイメージから復元はだるいので。 ・旧ドライブ内のソフトのライセンスをかき集める   第一関門。ここでライセンスをそろえておくとあとでめんどくさくなりづらいです。ライセンス紛失とかになってくると入れ替え以前にいろいろ手続きが必要です。iLok系はここは楽です。Cubaseはドングルなのでこれも楽。 ・新ドライブ準備   PCにつなげます。 ・新ドライブファームウェアアップデート   これ完全に忘れてた。とりあえず先にファームをアップしたほうがいいと思います。SSDの場合中身消えるものもあるみたいです。Plextorは大丈夫でした。 ・マザーボード等のBIOSのアップデート   とりあえずやっておきます。マザーボードも入れ替える場合はもう少し後の手順になります。 ・新ドライブにOSインストール   クリーンインストールします。とりあえずドライブだけの入れ替えならこれで動きだします。 ・ドライバインストール   以前マザーの付属ソフトを入れてめんどくさいこ

No.28 izotope ozone 5 advanced 使ってみました

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このセールで導入したizotope ozone 5 advanced。 マスタリングソフトに分類されるようですが・・・まぁ普通に2MIXの最終段にさしたりとかです。当初はInsightを買おうと思ってたのですがadvancedにはついてくるとのことだったので変更。 advancedにしかついてこない3Dメーター!!これが実はとても便利です。普通のスペクトラムアナライザと違って、過去と連続表示されるっていうのがかなり使えます。ミックスしたものを普通に流すと、たとえばスネアが鳴るときに持ち上がる帯域とかが視覚的に見えます。メータータップというものを各トラックに差せば、それぞれ色を分けられるので何がどれだかわかりやすいです。市販CDの音源と比べてどう違うのか、そういった勉強にもなります。ピークの帯域がわかるだけでなく、各楽器の位置が見えるのでどれがピークなのかわかりやすく、また空いている部分も見えます。むしろ自分みたいなミックス初心者とかの方が恩恵でかいのではないだろうか・・・。 結局Insightとadvancedのメーターブリッジがどう違うのか、というのはいまいち良くはまだわかってないのですが。しいて言うならばozone5自体は統合ソフト的な、一つ立ち上げるとリバーブからイコライザーから全部くっついてくるんですが、Insightは単品で立ち上げられる、ということぐらいです。advancedはozone5の各コンポーネント(EQ,リバーブ、マキシマイザー等)を単品でさせるってのが利点ですが、メーターブリッジだけを出すのはできません。多分。 マルチコンプ。単体でもってなかったのでこれを使えるのも決め手の一つ。さすがにチャネル毎にozoneを立ち上げるのはいかがなものだし・・・。 ステレオイメージャーなども使いやすくてよかったです。 とくに良かったのが各バンドごとにwidthを調節できることです。なんでトップエンドは広げて、ボトムは集めて・・・みたいな使い方ができます。ドラムとかこれ結構使えるんじゃないでしょうか。シンバルだけ広げたいとか。 マキシマイザーはIRCⅠ,IRCⅡ,IRCⅢがアルゴリズムとしてあって、数字が大きいほうが重いです。Ⅲはリアルタイムとか厳しそう。 マスタリング用のプラグインてあ

No.27 Recabinet3 導入しました。

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結局買ってしまったRecabinet3。 なんかこう、ギターのキャビネットとかに特化したものが欲しいなぁと思っていた矢先でした。気に入っていたPoulin Lecab2 が96khzセッションだといきなり発振音を出して動かなくなる、という事件が発生。Kefirは動いたので問題なかったのですがやっぱりIRを選ぶのに時間がかかりすぎます。どーしよーかなーと思っていたところこいつを発見。 本家サイトはこちら http://www.recabi.net/ ドメインの使い方がすばらしいです。 でまぁ普通に買うと高いのですが今だけセールでななななんと$20!!!paypalで即決済したところなんと1700円ほどでした・・・。安い。 ギター、ベースに特化しているだけあって使いやすい音が鳴ります。若干こもり気味かなぁーとも思いますがまぁ許容範囲です。まだそんなに使い込んでないし。 で、例によって例のごとく、音なくして真理なしということで(?)音源を作成しました。今回はなんとなく市販CDクラスの音量まで上げてみました。実際のシチュエーションに近いかなということで。 まぁある程度音圧は稼げたのかと。総製作時間5時間ほどの超大作です。普通に曲を作る人たちの大変さをうかがい知ることができたようなできてないような。へたくそなのは勘弁してください。 で、Recabinet使ってみた感じでは、ギターはまぁ普通に良い感じなのですが、ベースキャビネットが想像以上に良かったです。2種類しかないんですが。 空気感がでるというかなんというか・・・。ラインで録ったベースにかけるとすごくいい雰囲気がだせます。 今回は左のキャビネットはミュートしているので右側だけです。あと負荷が軽めなのもうれしいポイントです。この程度の負荷ならかけ録りしなくてもいいかも。あとからキャビネットいじれるって便利ですね。 ということで$20なら買い!!!でした。普段は$130くらいするみたいですね。この季節セールラッシュなので更新が間に合わん・・・。

No.26 KORG SP-250 所感

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前々からやるべきとわかっていながらなんだかんだ手をつけていなかった、「鍵盤楽器」。クラシック上がりの人間としては88鍵は譲れないので必然的に電子ピアノが選択肢となりました。MIDI端子があればまぁソフトシンセでキーボード的にも使えるし、なにより修行になります。(キーボードに比べて鍵盤が重いので) アップライトやグランドピアノももちろん実機に触れる機会は今まで何度もあったわけですが、その中でタッチが良い感じだったのとMIDIもついてたのでKORGのSP-250にしました。お値段もお手ごろ価格。 この電子ピアノはエントリーモデルでもRH3鍵盤という上位機種と同じ鍵盤が用いられているようで、弾き心地は実にいいです。これからピアノ始めるって人はいいんではなかろうか。鍵盤メイドインジャパンらしい。 で、その他のスペックは音色が10×3バンクで30音色、リバーブ、コーラスつき。タッチは3段階の反応切り替え(重さは変わらない)ペダルは1つ。 そして チューニングが3種類選べます!! 通常ピアノはまぁ平均律だねってことぐらいはどなたもご存知でしょうが、このSP-250は古典音律のキルンベルガーとヴェルクマイスターを選択可能です。ちなみに平均律もピアノの音のときはストレッチ・チューニングなるものになるそうです。(通常アコースティックピアノは平均律に対して低音域は低め、高音域は高めにチューニングするそうです。知らんかった) ストレッチ・チューニングはピアノ以外の音色では効かないので切り替えてみると結構実感できます。 個人的にはヴェルクマイスターは良い感じです。なんか古いアップライト弾いたときにこれに近い感じだったような気がしました。(周囲いわくそのピアノはただチューニングがずれているだけ、といってましたが) キルンベルガーはハープシコードで使うチューニングだそうです。でも平均律のが好きかも。 バイオリン弾きだとやっぱ純正律に傾いているのですがそれが絶対正義というわけでもないのでチューニングの奥深さを体感しました。ギターとかそもそも合わないし。ここは考えるとすごく深い問題になりそうです。 DTMとかだと多分平均律が前提だと思うのですが、もしそこを意図的に変えられるとしたら(あるいは自身の演奏で変えることができるなら)同じ曲でも違った響きになって

No.25 バイオリンの録音について

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練習の一環として録音した音を聞く、ということはとても大事ですが、バイオリンを録音することに関して何かこう決まった手順というものがあるわけでもなく。バイオリンの場合はそれ単体で音が鳴らせるのでDAWでどうこうする、という発想はあまり出てこないのかもしれません。 今回はバイオリンを録音する際に、自分がやったことをまとめておきたいと思います。 録音スタイル・・・というと変な感じですが、どのような機材を用いるかで大きく変わってきます。DAWに取り込むのか、MTRでやるのか、ICレコーダーなのか、といった具合です。一番手軽には携帯でとったり、ICレコーダーを使ったりする方法があります。これの場合は説明も何もなくて、まぁ録ってくださいということです。 残りの2つはある程度労力が必要とされます。が、録音を音程や雰囲気の確認だけでなく、フィンガリングノイズだとか細かい部分を聴こうと思った場合ある程度録音自体にクオリティの高さが要求されます。それをカバーできるのが2つ、MTRやDAWに取り込む、つまりマイクを立てて録る、ということです。 ICレコーダーや携帯で録る場合というのはどうしてもオフマイク的な、集音する場所が発音場所から遠くなります。(なにかスタンドを使えば近づけることも可能ですが、あくまで一般的な使用法を想定した場合)そうすると部屋の響きや雑音も拾ってしまいます。 そこで準備したのがこちら。 カントリーマンのISOMAX2Cです。 バイオリン録音ではメジャーらしいです。超小型コンデンサーマイクです。 この小さな四角いのがマイクです。キャノン端子の部分と比べてみるととても小さいことがわかります。これを使って録音します。 丸いモフモフしたもの(ウィンドスクリーン)がついてきますが、これをマイクにかぶせます。 あの小っこいマイクには表裏がありまして、表側に赤丸が来るようにセットします。これでマイクの準備は完了。 で、これをバイオリンにセットします。 こんな感じでモフモフ君がうまく引っかかってくれます。ちょっと苦しそう。 で、あとは録音するだけです。実際録音してみると、部屋の響きとか全くないとてもデッドな状態の音が聞けます。そしてヘコみます。まぁ当初の目的からすれば大満足ですが。 録った音を聞くとバイオリンの音以

No.24 AKG K271MkⅡ到着!!

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新しくモニターヘッドフォン2号としてAKG K271MkⅡを導入しました。 モニターヘッドフォンとしては大分定番の部類に入るものだと思います。まぁ大体がSONYのMDR-CD900STだと思いますが、自分としては一度装着したときにすごく”耳に張り付く感”があって気に入らなかったので敬遠しています。結局最初に買ったのは同じAKGのK240MkⅡでした。K240のほうは半開放(開放型と密閉型の間)だったので、これ1個でいいかなーとかいう理由で選んでしまいましたとさ。それ以来AKGはすごく気に入っていて、さまざまなモニター環境ってのは重要だと思ったので今回新たにK271を購入しました。ぜんぜん様々になってないな。 AKGのヘッドフォンのいいところは、音もさることながらコスパがいいと思います。ケーブル着脱式で、最初から替えのケーブル(カールコードですが)がついてくるし、ミニプラグとフォーンの変換端子もついてきます。(これがちゃんとしたネジ式で良いと思いました。このクラスはみんなそうなのかもですが)そして耳当ての部分もベロアと皮と2種類ついてきます。長く使えそうです。そして何よりかっこいい!!!!と思う。あと地味にステッカーついてきます。 今現在普段使いのヘッドフォンがまぁSteel SeriesのSIBERIA V2 USBという完全ゲーマー仕様なのでとりあえずこれを置き換えたい。シベリア自体はとてもいいヘッドセットなんですがね。疲れないしマイク便利だしバーチャルサラウンドだし・・・が、なぜかあれで聞くとどんな音もわりと問題なく聞こえてしまうので(リスニング用としてはいいのかもしれないですが)やっぱり変えたほうがいいのかなと。マウスとパッドもSteel Seriesだしなんかカオスなことになってるな・・・。 AKGのヘッドフォンはエージングしたほうがいいよ、とゆーよーなことを何度か見かけたことがありますが、これは結構そうかもしれない、と思いました。 K240も手元にあるので聞き比べたところ密閉にもかかわらずK271のが低域の量感に欠ける気がします。ある程度鳴らしておかないと本領発揮されないようです。 密閉ということでK240よりも低域が出てくるだろうと考えるとバランスはいいかなーと思います。宅録でどでかいモニターを鳴らせることなんてまずないと思う

No23.RedWirezのキャビネット購入

まぁ音作りが下手なのはおいといてなんとなく普段使っているキャビネットがエミネンススピーカーなのでそれのIRが欲しくなりました。 RedWirezがフリーで出してるマーシャルもいいんですが。なんとなく。 買い方自体は簡単で、公式サイトでカートにつっこんで、メアド登録かなんかしてPayPalを使います。なので割とすぐに購入できます。 今回はギターアンプ4個とベースアンプ1個を購入しました。しめて2925円。安い。 買ったのはsoldano2つとKrank,RolandのJC-120とHartkeです。 で、まぁキャビネットの違いもあるけれども、気にしていたのが「フリー」と「有料」でそんなに差があるのか、ということです。 百見は一聴にしかず、ってなわけで録り比べてみました。がしかしこのサンプルって意外とつくんのが難しい。なんというか手を加えていかにもな音にするのもいいんだがそれってサンプルの意味なくね?というジレンマ。 今回のセッティングとしては、とりあえずE-530をゲイン全開でやってみましたなんとなく。 IR側はPoulin Lecab2を使用。基本的にSM57のCone-2inchとNeumann U87のRoomAwayを1:1でまぜています。 それに加えてなんとなくリバーブ。正直なところこのまま即使える音かといわれたらそーでもないのですがあんまりいじりすぎても、ってことで。 ・soldano412B-S12Xs p.k.fly · Soldano412B-S12Xs ・soldano412BLegendV12s p.k.fly · Soldano412BLegendV12s ・KrankTexHeats p.k.fly · KrankTexHeats ・JC120-Roland12s p.k.fly · JC120-Roland12s で、これに対してフリーのMarshall。これはU87のRoomAwayがなかったので変わりにAmbient MicsのStereo Roomを使用しました。 ・Marshall1960A-G12Ms p.k.fly · Marshall1960A-G12Ms まぁ聞いた感じではクオリティ自体に差はないかな、という。こんなにハイゲインで言うの

No.22 ギター配線交換

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最近メインギターの(つっても1本しかないけど)電装系に難がある気がしてきた今日このごろ。難というのは、トグルスイッチの切り替え時にうまく切り替わらなかったり、ボリュームポットが音漏れしたり。Parkerのギターは多分配線がかなりカオスになってそうなので見てみぬふりをしてきましたが、今回ついに挑戦。 まずピックアップの構成を確認。 ハム×2 コイルタップ ピエゾ1 きっと何とかなると信じてパーツを適当に購入しいざオープン!!!!! なんぞこれ・・・・・・・・・・ とりあえず配線を確認。ピエゾがプリアンプを持っているおかげでわかりづらい構成になっています。まぁ旧モデルはなんか大量の「基盤」が入ってるようなギターだったらしいし、そう考えると大分マシか・・・と思い作業開始。 で、結果気づいたこと。 ・道具はちゃんと準備しよう 適当にうちにあった半田ごてで、台もなしに配線は再利用すれば良いやとか思っていましたが、ちゃんと準備するべきでした。一応なんとかなったけどやけどした・・・・ ・パーツはちゃんと確認して買おう とくにシャフトの径と長さは注意です。まぁインチミリは間違えることは少ないと思うのですがトグルスイッチのシャフトはどっちかちゃんと確認したほうがいいです。しかも、このParker Fly Deluxeは 「普通のトグルスイッチでは代用できません」 (ピエゾ・マグネティックのセレクタ)明らかに回路数が足りません。まぁわかる人はわかってるんだろうけど。 ・とりあえず音がでるのを目標に 正直半田経験値0の人間が「サイコーにビューティフルな半田付け見せてやるぜ!!!」とか意気込んだところでできません。とくに1端子に複数回線が合流するようなところは本当に難しいです。なわけで、どんなに見た目がぐっちゃぐちゃのカオス状態でも、音が出ればよしとしておきましょう今のところは。 ・二人いたほうが何かと便利 配線をもって、半田を持ち、半田ごてを持って当てる。明らかに手が3本必要です。サポートアームとかいうのもあるようですが、とりあえず二人いれば何かと便利かもしれません。自分の場合は一人しかいなかったので大変な箇所がいくつかありました。 ・「見た目同じにつなぐ」だけじゃだめな場合がある 同じトグルスイッチだし、見た感じ同じ配線なら大丈

No.21 レコーディングやDTMと電源環境

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ある程度機材がそろってきたりすると気になりだしてくるのがそう「電源」です。ギタリストだったらライブのときのコンセントの確保にはじまりアンプのVだのなんだの、宅録する場合なら電源ケーブルがどーたら・・・・たぶん突き詰めていくとキリがないような部分だと思います。 まず基本となる部分を確認すると、 日本は100V でありまして、なおかつ、 東日本は50Hz、西日本は60Hz ということです。これが大前提。なんで東と西で違うのかというと発電機の方式がドイツ式かアメリカ式かなんだとか。 で、西洋音楽をやる人間にとって欠かせないのが諸外国の電圧です。 調べればわかることですが、だいたい ヨーロッパ 220V~230V アメリカ 110V~120V で、ここで疑問が発生するわけですね。 「結局いくつなんだよ?」 ヨーロッパに関しては大体が220で、オランダとかが230です。イギリスは240にもなっています。 で、アメリカなんですが、アメリカでもVはいろいろあるようで、細かく分けると120V、117V、115V、110Vの四種類ですね。 110Vは主にカナダや中南米などのようです。で、ここに書いてある電圧というのは 公称電圧 と呼ばれるもので、ざっくりいうとまぁこのくらいの電圧ですよ、という目安みたいなもんです。で、アメリカの3種類はどれも同じ位のものを指していてあまり大差ないようです。電圧はだいたい公称の±5~10%くらいのようなのでそこまで細かく気にする必要もないのかも。 100Vは世界でも日本だけです。島国仕様! で、公称にはずれがある(というか許容している)のでこれらを実際にテスターか何かで調べると自分の環境がどんな状態かわかります。 日本だとだいたい95V~105Vくらいのあいだになるはずです。 自宅を測定したところ、平日ですが、朝10時ごろは102Vくらい、夕方が101Vくらい、夜が100Vくらいでした。実際に変動しているのがわかりました。 で、いよいよレコーディングやDTMにおいて電源をどーするのか、という問題に行きます。 まず電源周りについて考えると、 1、壁コン 2、電源タップ(安いの) 3、電源タップ(雷サージつき) 4、フィルターつきタップ 5、パワーディストリビューター 6

No20. Poulin LeCab2

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IRをつかうときは以前からKefirを使っていましたが、新しくPoulin LeCab2を導入してみました。 http://lepouplugins.blogspot.jp/ こちらのサイトから この右側の部分に各VSTへのリンクがあるのでWindowsならWindows用のVSTの中からLeCab2を選択します。 クリックした時点でダウンロード選択ができるので保存して、RARを解凍して出てきたPoulin_LeCab2.dllというファイルをVSTプラグインのフォルダに入れます。 で、お使いのDAWを立ち上げて早速オープン! 最大6個のIRデータを読み込めます。赤いランプがついているのがONの状態のIRで、となりの電源ボタンぽいもので切り替えられます。位相反転やハイパス、ローパスなどいろいろ便利な機能がついています。レイテンシの調節も可能です。真ん中の鎖マークは左右のIRを同じにします。 で、なんと言っても便利なのが矢印ボタン。これで次のIRデータに切り替えることができます。なので、ある程度マイクの種類を絞り込めば、聞き比べてサウンドを決定することができます。 Kefirも悪くはなかったのですがいかんせん切り替えが面倒すぎて音作りに時間がかかってしまうというのがあったので、これには非常に助かりました。 Poulinはアンプシミュレーターなどでも有名なので、ここのアンプとLeCab2、あとIRデータがあればなかなかのサウンドが手軽にだせると思います。

No.19 KUN BRAVO に交換

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バイオリンネタです。 まえまえから使っていたバイオリンの肩当がもう大分ぼろくなってきたので交換しました。長年使ってから感じたのは肩当って別にそんな交換する必要に迫られることってあまり無いと思います。なわけでここは一ついいものを買おう!と思うに至った次第。 KUNもさまざまな肩当を出していますがこれがフラッグシップ、所謂高級モデルというやつです。とはいっても1万3千円くらいかな?まぁバイオリン関係のその他もろもろに比べればとーーーーーーってもお安いです。 もう何ヶ月か使っていますが、感想としてはとても良い!!!!ということです。台の部分は木製ですがとてもしっかりしており、たわまないです。なのにフィット感が抜群。台の下のスポンジは割合固めです。以前使っていたKUNに比べて振動が伝わってくるのがわかります。 足の部分は真鍮と硬質ゴムです。硬質ゴムのほうが振動をよく伝えるみたいですが唯一欠点として少し滑りやすいです。 肩当は合う合わないがあると思うのですが、これは一度試してみる価値があると思います。それに長く使えると思うので。持ちやすいかどうかというのは楽器において結構なウェイトを占めていると思うのですが・・・。 こんな袋に入ってきます。 ほかにこの肩当すばらしいなどの情報がありましたらぜひ教えてください。 そんな何個も使えるわけじゃないですが・・・。

No.18 Parker Fly Deluxe Vibrato

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メインギターの紹介です。こちらは多分最近のタイプです。なんだか昔はちょっと仕様が異なっているらしい。このブログでギターのサウンドサンプルはこれでやっています。つまりあんな音です。 といいつつも、このパーカーギターはいかんせんコントロールがてんこ盛りなのでいろんな音のバリエーションがあるのでさてどうしたものか・・・。 基本的なコントロール類は、 マグネティックボリューム(タップ) マグネティックトーン ピエゾボリューム ピックアップセレクタ ブレンドセレクタ で、2ハムなのでまぁいろんな組み合わせがあります。ざっと解説を入れるとマグネティックボリュームは普通のボリュームですがピエゾにはもちろんきかないのでマグネティックと明記しています。コイルタップができるのでシングルぽい音も出せます。で、それとは別にピエゾがついています。これのボリュームがあって、ブレンドセレクタで、マグネティックのみ、マグネティック+ピエゾ、ピエゾのみの3種類が選べる、というわけです。 なんとゆーかスペック重視というか。ジャックもステレオ使用でステレオケーブルをつなぐとアンプを2個同時にならせます。片方がマグネティックで片方がピエゾになるんだったかな?指板はカーボンでフレットはステンレス24フレット、オリジナルの板バネ式アームでフローティングと半固定の切り替えが可能で、ピックアップはDimazioのカスタムでペグはロックペグで・・・ともはや訳わかんない状態です。つけられるもんは全部つけとけ、的な。 ボディ材はさりげなくポプラです。上位モデルのMojoとかは違いますが。そのせいもあってかさわやかな鳴りです。音の立ち上がりは爆速で、もっさり感とか1ミリもありません。基本的にパキッとした音で、ローの伸びが欲しいときとかはピエゾをブレンドしていく感覚です。クリアで芯のあるマグネティックにボディ鳴りを拾うピエゾを足していく感じですね。ハムですが所謂ハムバッカーみたいな音はしないです。そういう音を作ることは可能かもしれないですが。 そして異常に軽い。カーボン多用しているみたいですね。ボディも超薄っぺらいです。ネックとボディの継ぎ目とか存在しません。なんか一体成型レベル。(最近でた安いモデルは普通のボルトオンです)

No.17 ギタープリアンプ真空管交換

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宅録しかしなくなってからというものアンプヘッドは要らないしかといってコンパクトの歪みもなぁ・・・と思ってゲットしたENGL E-530。 1Uの割りに多機能ですごく重宝しているのですが、歪ませたときのチリチリ感というかなんというか、が気になっていてどーしたもんかと考えて思いついた真空管の交換。 E-530は12ax7が二本搭載されていますが、この際どっちとも変えてみました。よく真空管交換して音が変わったなんて聞きますが実際どーなのかと。 で、結論から言うと変わると思ったのですが、プラシーボだのなんだのいろいろ可能性はあるので、実際に録音して比較してみました!!! まずは交換手順から。  まずラックからはずしてこのちっちゃいネジを全部はずします。なぜかすごく固い上にネジは小さいので精密ドライバとペンチのコンボではずします。 で、蓋をあけるのですが。ここで ゆっくりあける のが重要です。というのも、  これがあけた後なのですが、左側のアースが天板につながっています。なんでゆっくりあけてください。右手には真空管が見えています。 取り出したのがこれ。ENGL Rabeled ECC83です。が、2つとも中身が違うので多分種類は違うものです。取り外すときは結構左右に揺らしながらとります。真空管が刺さっている白いソケットを抑えつつやると取れます。 今回交換する真空管はこちら。 JJ Electronics ECC803s です!!!外したチョイス!!! まぁ12ax7はECC83のことなのですが、このECC803sはECC83の改良版です。高信頼管とか言われてます。ノイズを低減した・・・とか言われるとどうしても試してみたくなります。 これをさきほどのソケットに差込み、完了です。 果たして、音は変わるのか?! まずは初期状態でのサウンドです。E-530はクリーンとリードチャンネルがあり、さらにゲインの切り替えがついているので4種類のサウンドでとりました。つまみはすべてセンターです。ギターはメインを使用。ボリューム、トーン、ピエゾ全部前回でピックアップは両方です。 クリーンローゲイン p.k.fly · EL CL クリーンハイゲイン p.k.fly · EL CH リード

No.16 V-PICKS Screamer 使ってみた結果

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結構昔に話題になったと思うV-PICKSのScreamer、使ってだいぶたったのでインプレというか。 結論から言ってしまえば1枚買ったらもういいかな、という感じです。 ピッキングする際に、弦にピックが当たる音がかなり気になります。おかげで速弾きすると音程感が曇るというか・・・Screamerは特に速弾き向けだと思うのでここが結構ネックでした。 実際のピッキングはかなり滑らかです。速く弾けるってのもわかる気がします。 1枚持っててもいいと思うのは、おかげさまでアタックがかなり目立つので激歪みでリフを刻むとか言うときには重宝すると思います。長持ちするピックだし3箇所使えるのでまぁ1枚あれば、というところ。 意外とカッティングはできます。まったくしならないけど。 グリップに関してはそこまででもない、というのが正直な感想。確かに厚い割には持ちやすいけど汗かく人はすっぽ抜けるかも。 普段はJim DunlopのTortexの0.8くらいのやつです。ピックもいろいろ変わると思うので試してみたい。

No15.Modern Drummer Snare Drum Selects Vol1!!!!

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なんとゆーか最近ドラムブログ状態ですが、前回のNo14に続き、結局スネアもゲットしました。Modern Drummer Snare Drum Selects Vol1です!!!!! こうなんというか 絵的にテンションがあがりまくり です。はい。全体的な傾向として付属スネアよりルーム感が少ないです。(つか付属が響きすぎというか)わりとハイファイというか現代的というか。混ぜやすそうですね。言うほどドラム詳しくないけど。 そしてこれもあれですが、サンプル音源サイトで聞けるけど単発で5段階・・・も少し聞かせてくれてもいいような。 ではでは見ていきましょう。今回はセットで用意しました。タムとバスは 前回の記事で出てきた BCAです。ちょっと音量が小さかったのでSonnoxのlimiterですこし持ち上げてます。聞き比べスタート!!! p.k.fly · Modern Drummer Snare Select Vol1 各スネアの感想と詳細は以下に。 ・AHead 見た目からしてメタルな感じですが、これはスナッピーの余韻がわりと長く、存在感があります。ただリムショットの余韻はかなり短く感じました。音は割りと高めなイメージ。メタル向き? 収録:StickOn RodOff 材質:Nickel Over Brass サイズ:6''x13'' ・Cadeson リムショットの音が綺麗だな~と思いました。これもスナッピーの感じは結構あります。いろんな場面で選択できるスネアだと思います。もうちょっとスナッピーの成分は減らしたほうが使いやすいかも。 収録:StickOn BrushOn 材質:Bubinga With Abalone サイズ:6.5''x14'' ・Fidock かなり余韻の短い音です。中域が出てくる感じですね。フレームも木のせいかリムショットもカンカンの音にはなりません。あったかい音です。 収録:StickOn StickOff 材質:Stave Bubinga & Wood サイズ:6''x14'' ・GMS かなりのカンカンサウンドです。これもスナ