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No.37 MOTU audio express の感想とかいろいろ

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長らくメインとして使ってきたのですが、その中での感想です。多分もう1年くらい。 多分この価格帯ってとりあえず買ったインターフェースから買い換える場合に多いと思うのですが、確かにそういう人にとって選択肢になる一つだと思います。 やっぱりMOTUといえば有名メーカーだし、信頼感みたいなものはあります。 で、まずは気になる音質。 これってまぁ完全に主観でしか伝えられないのですが・・・よく聞く話ではMOTUはパンチのある音、という評価です。ネットで聞き比べとかをしてみても明らかですが中域に特徴のある太めの音です。ロック向きというのも納得。ノイズ等に関してはまぁ正直気にならないです。きっとわかる人はわかるのでしょうが自分程度のレベルだとむしろ入力ソースのノイズのほうがはるかに多いので気にならない、というのが正しいです。 次に操作性。 各つまみはクリック感ありのタイプで、つまみ自体は結構小さいです。ただまぁレベル調整を頻繁にすることってあまりないとも思うので問題ないのかも。ただ数字で確認できるわけでもなく、またつまみに目印もないので本体右側のメーターを頼りにやるしかないです。これがちょっと微妙に感じました。あと各つまみがボタンになっていて長押しなどの操作をすることがあります。このときにラックに入れてないと本体ごと動いちゃって押せない、なんてことがあるのが少し面倒なポイント。本体右側のメーター類はコンパクトな割りに見やすく、わかりやすいです。 安定性とかその他。 電源周りは結構嫌いです。というのもUSB接続の場合バスパワー駆動ができないので電源をさすしかないのですが、なぜか電源が切れない。というか、正確に言うと電源を切ってもまたすぐ復活、つまり再起動してしまうんです。 いやもちろんインターフェース単体で使いたいってのを否定するつもりは無いのですが、別に自動で電源入んなくてもいいよと思いました。ちなみにFirewireで接続してバスパワー駆動にするとPCの電源と同期するので普通です。 安定性に関してはちょっと難あり、というところでしょうか。最初使い始めたころのドライバだと、DAWを立ち上げた状態でサンプリングレートを変更するとUSB Driverのバグでブルースクリーンになることが何度かありました。結局Firewireでつないでそれは解決したので

No.36 softube summit audio grand channel

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相変わらず年末セールで買ったもののレビュー。 今回はsoftubeのプラグイン、Summit Audio Grand Channelを紹介します。 softubeに限らず、最近のプラグインて見た目がすごく綺麗でわかりやすいです。見た目で音が変わるわけではないのですが、実機の質感とかそういったものが感じられるとテンションが上がります。それと見やすいユーザーインターフェースというのは使い勝手に直結している部分なのでそういった面での期待もあるのかもしれません。 で、このGrand Channel、いままでsoftubeからTLA-100AとEQF-100が出ていますがそれをあわせたものです。ルーティングの設定は追加されていますが基本的な機能に変わりは無いようです。 さっそくですがサウンドサンプル。やっぱり用意しやすいドラムです。 今回はBFDそのままのプリセットです。Old School Beatsというプリセット。 前半4小節がそのままで、後半にGrand Channelを入れてます。 一番上の写真のセッティングで使っています。 感想としては・・・実に良いです。コンプはサチュレーションのかかり具合を調節できたりと結構歪むようなセッティングができます。またその歪みが嫌な歪みでは無いところが使えます。ただ、アタックやリリースの設定は実機よろしく大雑把にしか設定できないのでそういうコンプが必要なときには合わないです。あくまでアナログ的雰囲気を壊したくないときにお勧め。 EQのほうも良い感じです。結構大事だと思ったのが、目で見えないところです。最近のEQは大体グラフつきなので、まぁそれはそれで便利なのですが、やっぱり目でおかしいと感じている部分があるのかなと感じました。極端な設定にしたりするときに若干躊躇う、というか。その点このEQはグラフがないのでつまみを回して耳で確認して・・・という形になります。それが大事だなと感じました。ただ想像以上に効きは良いと思います。 なわけで雑感以上。なんかこうデジタルな雰囲気を出したくないときなどに重宝しそうです。生楽器を録音したものだったらとても合うと思います。負荷も軽めなので単純に「使えるプラグイン」の一つになりそうです。

No.35 楽器を弾くのに筋力はいるのかどうか

なんとなく考察。 良く聞くせりふに「楽器を弾くのに力はいらない」というのがあります。クラシックなどではよく言われることです。無駄な力を入れるなってことですね。自分自身それは大事なことだと思います。 が、なんかこう、そもそも筋パワー自体必要ないぜ!みたいな解釈をしているだろって方がたまにいらっしゃいます。筋トレじゃ楽器うまくなんねーよ、的な。これはどーなのかと。 別にマッチョじゃなくても楽器は弾けますが、筋力はあるに越したことは無いんじゃないかと思います。筋力0だとそもそも何も動かせないし。だいたい楽器の反復練習は筋トレとほぼ同義だと思っています。傍から見ると根性作業な反復練習ですが筋トレと似たような効果と考えるならば頭を使って練習する必要がありそうです。毎日やっても意味なさそう。 なわけで個人的に必須とも思っているのですがなぜか世間で不評のことが多い。なんかやたらと「もっと表現力云々・・・」というセリフとともに拒否されることが多いです。楽器は筋力じゃないぞと。 なわけで考えます。なぜ力はいらんといわれるのか。一番言われるのが「今ある筋力で十分、余計にはいらない」という方々。なんか余計な筋肉がつくと他の動きを邪魔する、なんて話も聞いたことがあります。マジっすか。ボディービルダーはみんな不自由なんですか。たしかに現状のスキルで満足なら必要ないかもしれないです。がしかし、たとえばトリルの最高速だったり維持時間だったり、ツーバスの連打だったり、こういったところは筋力の差がでる部分だと思います。仮に超高速、長時間維持できるような筋力があれば、かなり心に余裕ができるのは明らかだし、自身の演奏できる最高速が上がれば、それだけ今までのテンポに対して余裕ができます。だから意味あるんじゃないかなぁと。 表現力ってのは音程やらリズムやらができてその次にくるものだと思っているので、それ以前の部分というのはかっちりできている前提なはずです。それはスルーできる部分ではないと感じます。 ではそれをどうやって効率よく鍛えるか・・・ 超回復云々に従えば2~3日に1回くらいのトレーニングのほうがよさそうです。毎日トリル死ぬほどやってもダメってとこか。問題はトレーニング方法で、まぁ楽器弾けば済むのですが、なんかもっと手軽にないかなぁ・・・というところ。「楽器で使う筋肉は普

No.34 Cubaseのメトロノームを録音

更新が滞っている・・・・!!!! 何のことはないただミックスダウン時にメトロノームの音を一緒に録音したかった、というだけの話なのですが。がしかし残念なことにこれが非常にめんどくさかったので記録。 どうやら調べたところすんなりとメトロノームを録音できる方法は無いようです。基本的にCubaseにはMIDIメトロノームとオーディオメトロノームがあるのですが、当初は普通にオーディオメトロノームを録音できるのかと思っていました。が、出来ない。というかそんな項目が存在しない。 仕方が無いのでいろいろ考えて、今度はMIDIメトロノームを使い、VSTインストゥルメントを鳴らす方向でやってみました。が、これもだめ。MIDIメトロノームの出力キーに対応した音を設定して、All Midi Inputからインストゥルメントに送り、やってみたところまぁ音自体は鳴るがオーディオファイル書き出しで鳴ってないという現象。 いろいろやったけどどーにもうまくいかないので最終手段としてMIDIで頭を打ちこんでコピペコピペコピペ!!!! まぁこれなら鳴るわけですが・・・もう少し簡単に出来る方法をご存知の方おしえてください。

No.33 TAMA IRON COBRA と COBRA COIL

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結構長い間メインペダル(って別にこれしかもってないけど)として君臨しているTAMA IRONCOBRA Power Glideのツインペダル。 旧型を使っています。まぁドラムやっている人なら誰しも聞いたことのあるペダルだとは思います今回はコブラコイルとの組み合わせでちょっと思ったことがあったのでそのメモ。 コブラコイルって新型のアイアンコブラには最初からついていたかもしれないのですが、 こんなかんじでフットプレートの下に取り付けて、まぁ返りを早くしますよ、というようなパーツです。自分もこれ最高じゃないかと思ってすぐに2つとも取り付けました。もともとアイアンコブラってペダル自体が全般的に重く、パワーはあるけど連打は疲れるというか、フットボードの返りを早くするにはスプリングを強めるしかなかったときにこれは画期的だと思いました。 が、しかし。 最近自分もあるていどドコドコ出来るようになってきて、スピードをあげていくなかでふと思ったのが、たとえば高速プレイ(BPM240~くらい)になってくると、どーもフットボードが跳ねる現象にぶち当たりました。(チェーンがたるむ) もともとコブラは重いペダルだしもう限界なのかなーなどと思っていましたが、ある時気づいたこのコブラコイルの仕組み。高速でプレイするときにコブラコイルのおかげでフットボードだけ先に戻っているようでした。というのも、遅いとき基本的にビーターは定位置まで戻り、コブラコイルの効果は0なのですが、高速プレイ時にはビーターが戻れる範囲は非常に狭くなります。なのでコブラコイルが常に効きっぱなしの状態になり、結果としてちょっと戻れる範囲が広くなったときにフットボードが思いっきり戻ってしまっている感覚でした。 これってダイレクトドライブだったらすごく効果あるような・・・フットボードが戻ればビーターも戻るので。チェーンはただたるむだけなのでなんだかもったいない気がします。あるいはもっとスプリングを強めていれば発生しないと思います。(ビーターの戻りも速くなるため)自分はスプリングべろべろ人間なので置いていかれてました。 結局今となっては両方はずしてしまいました。踏みやすくなった!!!のですがちょっとさびしい・・・。高速プレイを目指している方は一度はずしてみると踏みやすくなると思います。 意外とコブラ