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No.86 Pedaltrain jr をだいぶ使ってみた結果

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ギタリストの皆様は結構な数のエフェクターお持ちだと思います。2個か3個ならまだしも、組み上げたシステムをどうやってスタジオまで運ぶかはある程度数が増えてきた頃に誰しも悩むんじゃないでしょうか。 自分も昔はどこに行くにもMetalZone一本という漢気仕様だったんで問題なかったのですが、それからやっぱりオーバードライブとかブースターとか他にもなんか色々・・・となって、3個まではギターケースに突っ込んでたのですが、その辺りが限界でした。(そもそも持ち物がオーバードライブ×2とディストーションってのも不思議ですが) 一人バンドに移行してからというもの、そもそもスタジオ行く必要すらない状態になってたんですが、エフェクターは増えるばかり・・・いい加減整理しようと思い、巷で噂のPedaltrainとやらを購入しました。Jrというやつです。ずいぶん前に買ったので現行とは異なりますが、参考になれば。 ・外装 ソフトケース版使ってます。 どこにも持ってかないけど。 持ち手などはしっかりしていて、かなり頑丈そうです。ものが物だけに人によっては結構な重量になると思うので、ここがしっかりしてるのは安心です。ただ、これ以上のサイズのPedaltrainで持って運ぶというのはかなり厳しいと思うので、基本カート移動になると思います。また、ショルダーベルトがついていますが、フックはなかなか頑丈そうなものの肩パットがテキトーな感じなので、結構肩掛けは大変かもしれないです。まぁ普通に使う分には困らないです。底にはゴム足があるので置けそう・・と思いきや、立てて置いておこうとすると私の場合重量バランスの関係で倒れます。絶望した。 カートに置く時用でしょうか。横置きより縦置きのほうが需要ありそうですが、そっちに足はありません。外側にポケットが1つ。結構大きく、この辺りに小物を色々突っ込めます。ギターとこれを持っていけば完結するスタイルですね。 ポケットはそこそこ大きいです。少しクッションあり。 ・内装 普通です。クッション性は少しあります。あと、裏表両方板が仕込まれているようで、硬いです。内寸自体はそこまで余裕ないので、高さのあるエフェクターをセットするとちょっときついかもしれないです。(特に元から高さのある上段にセットするとかなりきつい) ・本体 軽いです。ただ、すのこボードと違ってアルミなのでいうほど軽

No.85 iPhoneのAmplitubeでの音源書き出しが予想以上にわかりづらかった

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Amplitube使っています。これとiPadあれば旅先なんかでもギター弾き放題ですごく便利です。有料パッケージなんかも割と購入していたり。 普段は弾くだけなんですが ちょっと録音してMacに音送ろうか 、と思った時に、地味に苦労したので画像付きで詳細解説。 まず録音 録音ページに移動して・・・ ここでは一旦録音済み、とします。そしたら左上のフォルダを選択。 やたらスッキリしたインターフェースですね。この状態で、なぜか Edit をタップ。 そうすると! え・・いや・・・削除ボタンっぽいものに目が行きますが、実は左上が少し変わってます。が、 それに触っても何も起こらない。 実は先にプロジェクトを選択する必要があります。プロジェクトをタップ・・・このあたりで???となってました。 お気づきの人は気付いてるんでしょうが、左上のアイコン、ビミョーに明るくなってます。 気づかなかったな。。。今の時代の人はこういうの一瞬でわかるものなんでしょーか。 そして共有マークらしき一番左上のアイコンをタップ。 で、ああFileSharingしたいんですよ・・・と思ったらこれが(これはAmplitube関係ないですが)もうあまり使われてなさそうな共有で、Apple公式でも他の方法試してね、と書いてありました。 https://support.apple.com/ja-jp/HT201301 で、AirDrop/E-mailで共有を再度選択しなおして、やっと共有でした。 まぁ、きっと公式見れば書いてある内容なのかもしれませんが、自分だけですかね・・・・?地味に詰まってました。 ちなみにiPhone X なんですが、実際はもっとみづらいです。 いや、タイトルとか無いじゃん・・・・

No.84 SSL Alpha Link MX を使って、それから売るまで

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以前、というか遠い昔SSL Alpha Link MXを導入したのですが、結局別記事で書いたように UADのApollo Twin にしてしまったのでその辺りの変遷の話です。 導入経緯 結構前ですが、やはりWindows環境でレイテンシがどうしても気になっていた時代がありました。USBじゃ限界があったし(当時まだUSB2.0、まぁ3.0でもレイテンシ的にはそこまで変わらないと思いますが)、WindowsでFirewireってのも考えもので、Juli@でも書いたようにやっぱりPCIeが一番レイテンシ的に詰められるよね!という単純な発想でした。 正直個人ユースで考えるとあまりにもI/Oの数とか多すぎる気がしますが、物は試し。また、PCIeカードとコンバーターが分離しているので、音も良さそうだし、そのコンバーターとカードの接続がMadiだったので、間違いなく早いだろうと。 到着と。青いのがMadiケーブルです。 PCIeカードですね。 機材がくれば後は簡単で、ラックに入れてカードをPCに入れて、MADI繋いで電源入れてポチッとな、という具合にすぐ動きます。 ただ、コネクタがSub-Dで、ブレイクアウトケーブル付属なしなので、追加購入・・・。 そして繋いだところで結局1チャンネルしか使わないという超絶無駄仕様。 使用感 最高でした。音は今でも一番好きです。レイテンシが1msを普通に切れる。(192kHzでやるとホント早い)なんかもう手元の出音より早い感じで、すごく面白い体験ができました。こういうのを使いこなしていけるとすごくクオリティ上がるんだろうな。。。と思います。 その後 しかしながらやっぱり場所とるし、何よりWindowsの色々がめんどくさくなってきてMacに乗り換えた結果、今度はPCIeどうしよう・・・ということになりました。 また、やっぱり機材を色々考えると良くはなるんですが、そもそも気にしなきゃいけないことがどんどん増えてしまい、本末転倒だなぁという感じでした。 ドライバの相性とか、PCの入れ替えとか、まぁこれに限った話ではないのですが。 一時期はラックでゴリゴリに揃えれば話早いな、なんて考えてましたが、実際にそれで楽になった部分もいっぱいありましたが(セッティングの保

No.83 最初のエレキギターの選び方を考えてみた。

最近「最初のエレキギターどうしたら良い?」って聞かれることが多くあったので、そういえば自分も悩んだことを思い出しました。地道に店員さんに聞いて回ったり・・・ 今までの経験も踏まえ、自分なりの初心者のエレキギターの選び方、及び実際のステップをまとめました。 ここで紹介している選び方はあくまで自分が基準ですが、なるべく長く続けられるような選び方を紹介しています。 基準として ・オーソドックスなギターの種類 ・一般的構成 をベースとしています。 なぜ?→特殊な構成のギターだと音作り時に作りづらくなったりします。(まぁ調整は可能なのですが、変な音になりづらい方が良いかと) 選び方 まず、選ぶ際の基準となるポイントを3つあげます。 ・やりたい音楽のジャンルなど ・ギターの形 ・予算 これが固まってるとスムーズです。 そして詳細として、 ・木材 ・よくある用語集 ・確認ポイント を確認し、決定となります。 やりたい音楽のジャンル これが決まっていると、自ずとギターの形もある程度絞り込まれてきます。 おそらく始める動機って、あのバンドが好き、とか誰かが弾いてるのをみてやってみたい、とかだと思います。 その動機となったギターと同じ種類を選ぶのが入りやすいです。 ちなみに私の動機は「弦が4本より6本の方がジャカジャカできそう!」でした。 ギターの形 大きく3つ、ストラトキャスター、レスポール、テレキャスターから選んでおくと、選択肢も多いので選びやすいと思います。 対応力だけで言えばストラトキャスターですね。オーソドックスなストラトはシングルコイルのピックアップ3つですが、最近はストラトっぽい形でも色々な物が出ています。 ボディが両方切り込みが入っているのでハイフレットも弾きやすいし、最初に良いのでは、と思います。 レスポールも色々なジャンルに対応できると思います。ストラトよりパワーがあり、重い場合が多いです。 テレキャスターでもこの中だと一番「出るサウンドの傾向が決まってる」ギターだと思います。いえ、弾き込んだわけでもないので様々な情報から推察するに、ですが。 予算 5万くらいはみておいた方がいいと思います。激安のギターもありますが、弾きづらくて止める可能性が高まると思います。また、5万で