No.28 izotope ozone 5 advanced 使ってみました

このセールで導入したizotope ozone 5 advanced。


マスタリングソフトに分類されるようですが・・・まぁ普通に2MIXの最終段にさしたりとかです。当初はInsightを買おうと思ってたのですがadvancedにはついてくるとのことだったので変更。



advancedにしかついてこない3Dメーター!!これが実はとても便利です。普通のスペクトラムアナライザと違って、過去と連続表示されるっていうのがかなり使えます。ミックスしたものを普通に流すと、たとえばスネアが鳴るときに持ち上がる帯域とかが視覚的に見えます。メータータップというものを各トラックに差せば、それぞれ色を分けられるので何がどれだかわかりやすいです。市販CDの音源と比べてどう違うのか、そういった勉強にもなります。ピークの帯域がわかるだけでなく、各楽器の位置が見えるのでどれがピークなのかわかりやすく、また空いている部分も見えます。むしろ自分みたいなミックス初心者とかの方が恩恵でかいのではないだろうか・・・。

結局Insightとadvancedのメーターブリッジがどう違うのか、というのはいまいち良くはまだわかってないのですが。しいて言うならばozone5自体は統合ソフト的な、一つ立ち上げるとリバーブからイコライザーから全部くっついてくるんですが、Insightは単品で立ち上げられる、ということぐらいです。advancedはozone5の各コンポーネント(EQ,リバーブ、マキシマイザー等)を単品でさせるってのが利点ですが、メーターブリッジだけを出すのはできません。多分。


マルチコンプ。単体でもってなかったのでこれを使えるのも決め手の一つ。さすがにチャネル毎にozoneを立ち上げるのはいかがなものだし・・・。
ステレオイメージャーなども使いやすくてよかったです。

とくに良かったのが各バンドごとにwidthを調節できることです。なんでトップエンドは広げて、ボトムは集めて・・・みたいな使い方ができます。ドラムとかこれ結構使えるんじゃないでしょうか。シンバルだけ広げたいとか。

マキシマイザーはIRCⅠ,IRCⅡ,IRCⅢがアルゴリズムとしてあって、数字が大きいほうが重いです。Ⅲはリアルタイムとか厳しそう。

マスタリング用のプラグインてあんまり種類無いような気がしますが、ozoneが評価高いのはなんとなく実感しました。ただ、通常のozoneだとホントに2MIXに差す流れになると思うので、advancedのほうがいいかも。Insightもついてくるし。

で、お値段なんですが。まぁ普通に買うとadvancedって結構するんですね。がしかし、海外フォーラムで見つけた誰かの発言で、「通常版買ってアップグレードがサイコーだぜ!!!11月末までだけどな」的な発言。自分がチェックしたのは12月1日。終わった・・・いや、まだだ、まだ時間が戻せる!!”日付変更線”!!!

光速でチェックしたところどうやらアップグレード優待中らしく、海外のセールも重なりozone5+アップグレードで$520くらい。(日本円で43000円くらい)てなわけで買ってしまいました。日本で買うと9万くらいするのか・・・。結局セールはまだ続いてるみたいなのですが。

プラグインとかってダウンロード販売なので海外で買っても日本で買っても送料とか無いしあんまり変わんないんですよね。そう考えると情報量で差がついてきます。

英語わかんないと置いていかれるのか・・・と思う今日この頃。

コメント

  1. Ozone 5 Advancedがそんなに安く購入できるだなんてうらやましいです。
    お手数でなければ入手方法の詳細をお教えいただければと思うのですが?

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  2. 基本的に海外のサイト(JRRshopとか)で購入してます。なのでカードがないと無理ですね・・・。おまけに今結構円安になってしまったので当時ほどのメリットは無いかもしれません。

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