No.30 ギターをPCに録音するいくつかの方法
ギターをPCに録音する場合って結構いろいろなパターンがあると思うのですがここではちょっと分解しつつ考えていきたいと思います。
というのも以前までプリアンプ→ハードコンプ、ゲート→オーディオI/Fという繋ぎ方だったのですが、ひとつ気づいたのが、「プリアンプ2回通ってる」ということでした。いやまぁゲートからオーディオI/Fのラインに入れればよかったのですがなぜかマイク入力につないでいました。なにをやっているんだ・・・。
というわけでギターをPCに録音するときにどういった機材があるか(というか何を通るか)を考えてみたいと思います。自分の備忘録もかねて。
・前提(というか調べた用語とか)
インピーダンス:電流と電圧の比のこと。かなりいろんな意味があるらしい。よくわからん。基本的に楽器はハイインピーダンス。アクティブ回路搭載の場合はローインピーダンス。Hi-Z端子はハイインピーダンス対応なので楽器をそのままつなげるということです。手持ちのsummit audio TD-100がローディング機能(インピーダンスを変化させる)があったので試しましたが、出力がハイインピーダンスで入力がローインピーダンスだとすごく音がこもります。
ロー出しハイ受け:音響機器においては出力側をローインピーダンス、入力側をハイインピーダンスにする。こうすると信号は電力ではなく電圧で送られることになるらしい。MIDIとかは電流で送っているそうな。本来インピーダンスはマッチングすると一番効率が良いらしいが、音響機器では別に効率求めてないのと頻繁につなぎかえるのでマッチングめんどくさすぎでこうなってるみたい。
ラインレベル・マイクレベル・ヘッドフォン出力:マイク<=ヘッドフォン<ギターなど<ライン<スピーカー。各レベルごとにインピーダンスはいろいろあるようだ。
DI、ダイレクトボックス:ギター等のインピーダンスの高い信号をローインピーダンスにかえられる。
AD変換:アナログ・デジタル変換。
まぁいろいろ書きましたが、基本的に絶対通るものがあって、AD変換は必ずとおります。(でないと取り込めないし)で、それまでに諸々の機材を通るわけですがどこまでをアナログで、どこからデジタルでやっているのかを理解するというのが重要です。きっと。
おそらく通常のCDなどの音はほぼマイク録りであることが想定されます。つまりギター→(エフェクター)→プリアンプ→(エフェクトループ)→パワーアンプ→キャビネット→マイク→マイクプリ→AD変換という流れです。それを基準としてどこまでデジタル化するのか、というのが個々人のスタイルになっていくと思います。
自分の例で行けばプリアンプからオーディオI/Fなので、1の形です。キャビネットとマイクはシミュレータです。そう考えるとこのスタイルだとパワーアンプさようなら状態です。これをどうするか。パワーアンプシミュレータってあんまり無いんですよね単品が・・・たぶんやるとしたらパワーアンプを実機で用意してアッテネータでラインまで落とす、というような感じになりそうです。
3なんかだともうプリアンプ部からシミュレータ、ということになります。PODとかならキャビネットからマイクまで含めたセッティングのプリセットがあるはずなのであんまり悩まなくてもすむかも。昔はこれでやっていました。 いろんな音だせるしPC録音初挑戦の人とかにお勧めです。
偏に「ギターを録音する」といっても様々な機材を通っているわけで、そして現在の環境からデジタル部分での作業は欠かせない以上、それらに対する理解とか知識ってのは大事だなぁと思う次第です。MIDIとか未だによくわからんな。。。
というのも以前までプリアンプ→ハードコンプ、ゲート→オーディオI/Fという繋ぎ方だったのですが、ひとつ気づいたのが、「プリアンプ2回通ってる」ということでした。いやまぁゲートからオーディオI/Fのラインに入れればよかったのですがなぜかマイク入力につないでいました。なにをやっているんだ・・・。
というわけでギターをPCに録音するときにどういった機材があるか(というか何を通るか)を考えてみたいと思います。自分の備忘録もかねて。
・前提(というか調べた用語とか)
インピーダンス:電流と電圧の比のこと。かなりいろんな意味があるらしい。よくわからん。基本的に楽器はハイインピーダンス。アクティブ回路搭載の場合はローインピーダンス。Hi-Z端子はハイインピーダンス対応なので楽器をそのままつなげるということです。手持ちのsummit audio TD-100がローディング機能(インピーダンスを変化させる)があったので試しましたが、出力がハイインピーダンスで入力がローインピーダンスだとすごく音がこもります。
ロー出しハイ受け:音響機器においては出力側をローインピーダンス、入力側をハイインピーダンスにする。こうすると信号は電力ではなく電圧で送られることになるらしい。MIDIとかは電流で送っているそうな。本来インピーダンスはマッチングすると一番効率が良いらしいが、音響機器では別に効率求めてないのと頻繁につなぎかえるのでマッチングめんどくさすぎでこうなってるみたい。
ラインレベル・マイクレベル・ヘッドフォン出力:マイク<=ヘッドフォン<ギターなど<ライン<スピーカー。各レベルごとにインピーダンスはいろいろあるようだ。
DI、ダイレクトボックス:ギター等のインピーダンスの高い信号をローインピーダンスにかえられる。
AD変換:アナログ・デジタル変換。
1,ギターアンプのヘッドフォンアウトやラインアウトをとる
この場合はギターアンプのプリアンプからAD変換で取り込み、という形です。いちおうヘッドフォンアウトってのは通常のラインレベルより低いので(おまけにヘッドフォンアウトをラインレベルにする機械って無いらしいので)音量が足りないとかなるのか?ギターアンプ自体にラインアウトがあるならそれから出したほうが良いかも。2,ギターアンプを鳴らしてマイクで録る
いわゆる「マイク録り」。ギターアンプのプリアンプ→パワーアンプ→キャビネット→マイク→マイクプリ→AD変換というながれ。マイクプリが無いとマイクの音をラインレベルに上げられないです。オーディオI/Fには大抵マイク入力端子があるので問題ないですが。PCもマイク入力なら大丈夫なはず。変換端子がいるけれど。3,ギターをPODとかにつなぐ
これの場合はギター→AD変換となるのか?処理は全部デジタル側という感じ。それなりに使える音も出せるし、今は一番これが効率的な気がする。4,ギターをMIDIコントローラとして使う
なんか根本的に違うような気もしますが、インターフェースは出ているみたいです。そうなると音源が必要になってくるので大変だと思います。メリットはぜんぜんギターじゃない音も鳴らせるところか。まぁいろいろ書きましたが、基本的に絶対通るものがあって、AD変換は必ずとおります。(でないと取り込めないし)で、それまでに諸々の機材を通るわけですがどこまでをアナログで、どこからデジタルでやっているのかを理解するというのが重要です。きっと。
おそらく通常のCDなどの音はほぼマイク録りであることが想定されます。つまりギター→(エフェクター)→プリアンプ→(エフェクトループ)→パワーアンプ→キャビネット→マイク→マイクプリ→AD変換という流れです。それを基準としてどこまでデジタル化するのか、というのが個々人のスタイルになっていくと思います。
自分の例で行けばプリアンプからオーディオI/Fなので、1の形です。キャビネットとマイクはシミュレータです。そう考えるとこのスタイルだとパワーアンプさようなら状態です。これをどうするか。パワーアンプシミュレータってあんまり無いんですよね単品が・・・たぶんやるとしたらパワーアンプを実機で用意してアッテネータでラインまで落とす、というような感じになりそうです。
3なんかだともうプリアンプ部からシミュレータ、ということになります。PODとかならキャビネットからマイクまで含めたセッティングのプリセットがあるはずなのであんまり悩まなくてもすむかも。昔はこれでやっていました。 いろんな音だせるしPC録音初挑戦の人とかにお勧めです。
偏に「ギターを録音する」といっても様々な機材を通っているわけで、そして現在の環境からデジタル部分での作業は欠かせない以上、それらに対する理解とか知識ってのは大事だなぁと思う次第です。MIDIとか未だによくわからんな。。。
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