No.18 Parker Fly Deluxe Vibrato


メインギターの紹介です。こちらは多分最近のタイプです。なんだか昔はちょっと仕様が異なっているらしい。このブログでギターのサウンドサンプルはこれでやっています。つまりあんな音です。


といいつつも、このパーカーギターはいかんせんコントロールがてんこ盛りなのでいろんな音のバリエーションがあるのでさてどうしたものか・・・。

基本的なコントロール類は、

マグネティックボリューム(タップ)
マグネティックトーン
ピエゾボリューム
ピックアップセレクタ
ブレンドセレクタ

で、2ハムなのでまぁいろんな組み合わせがあります。ざっと解説を入れるとマグネティックボリュームは普通のボリュームですがピエゾにはもちろんきかないのでマグネティックと明記しています。コイルタップができるのでシングルぽい音も出せます。で、それとは別にピエゾがついています。これのボリュームがあって、ブレンドセレクタで、マグネティックのみ、マグネティック+ピエゾ、ピエゾのみの3種類が選べる、というわけです。

なんとゆーかスペック重視というか。ジャックもステレオ使用でステレオケーブルをつなぐとアンプを2個同時にならせます。片方がマグネティックで片方がピエゾになるんだったかな?指板はカーボンでフレットはステンレス24フレット、オリジナルの板バネ式アームでフローティングと半固定の切り替えが可能で、ピックアップはDimazioのカスタムでペグはロックペグで・・・ともはや訳わかんない状態です。つけられるもんは全部つけとけ、的な。

ボディ材はさりげなくポプラです。上位モデルのMojoとかは違いますが。そのせいもあってかさわやかな鳴りです。音の立ち上がりは爆速で、もっさり感とか1ミリもありません。基本的にパキッとした音で、ローの伸びが欲しいときとかはピエゾをブレンドしていく感覚です。クリアで芯のあるマグネティックにボディ鳴りを拾うピエゾを足していく感じですね。ハムですが所謂ハムバッカーみたいな音はしないです。そういう音を作ることは可能かもしれないですが。

そして異常に軽い。カーボン多用しているみたいですね。ボディも超薄っぺらいです。ネックとボディの継ぎ目とか存在しません。なんか一体成型レベル。(最近でた安いモデルは普通のボルトオンです)




なんかいろいろと書いてきましたがいいギターだと思います。が、普通のギターと見ている方向がまるで違うと思うので必要の無い人には全く候補に入らないであろうギターだと感じます。

方向としては奇抜な形ですがクリーン~クランチあたりを狙っていると思われます。今発案者のパーカーさんはたしかエレアコみたいなのを作っていたような。

自分がなぜこれを買ったかというと、単純に汎用性と弾きやすさです。とくにここまでハイフレットが弾きやすいのは他に無いと思うので、逆にこのギターで弾けなかったらそりゃ練習が足りんだろう、という戒めにもなるのかなぁと。クリアなサウンドなのでへたくそなのがばればれですが。

願わくばもう少し安くなんないかな・・・。

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