No.51 アレクサンダーテクニークの本を読んだ結果


体の使い方は楽器においても重要だ・・・ということで実際に勉強しようと購入しました。

結構バイオリンとか弾いていると肩が痛くなったりするんですね、まぁ持ちかた悪いだけなんですが。左右非対称系の楽器弾きは一般人よりもおかしなことになりやすいと思います。だがどうすればいいのかまったく知識が無いのも考えもの。この本を読めば少しはわかるのか・・・?!


本としては最初に注意点とか心構え、それからひたすら実例と写真です。なんともわかりやすい。
これたしか演奏者向けの本も出ているようなのですが、まずは基礎ということでこの本から。
普段の動作(歩く、座る、立つなどなど・・・)の正しい姿勢と悪い姿勢が写真で見てわかります。この2つを比較するとなんとなくですが雰囲気がつかめる、という感じです。

ただ、この正しい姿勢をキープするのは相当難しいです。いや間違ってるのはそうなんでしょうが、普段「いかに立つか」なんて意識の片隅にも無いとおもうんですよ。ポージングに命かけてる方もいらっしゃるとは思いますが。「座る」なんてもうね、とりあえず座ればいいんでしょぐらいのノリです。

そして肝心なのが「自分の体は写真のごとくは見れない」ということでした。鏡があれば別ですが・・・。四六時中意識してようが間違ってたら意味無いですし。




そして文中にも一言、「トレーナーに見てもらいましょう」




まじか・・・本買ったのに・・・


それはさておき、楽器にして考えると、よくよく言われる無駄な云々シリーズはこいつが原因なのかな、と思います。無駄な力、無駄な動き・・・ということは無駄を減らすには普段意識してない演奏時の癖であったり立ち方だったり、そういうことから無駄をそぎ落としていく必要があることになります。


・・・って自分で書いてて思うけどこれ相当ハードル高いような・・・日々の地道な努力というやつが必要になるのでしょうか。ただ、構えなきゃ弾けないけど仮に変な姿勢、持ち方であっても弾けないことはないってところが曲者ですね。



構えこそ最終奥義!ということを理解したようなしてないような。

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