No.76 ギターの音作り総論3 ~機材編~
もう2年も空いてしまった・・・これからまた頑張ります。
さて第三回。今回は機材について考えます。
音作りにおいて機材というと中核をなすテーマですが果たして・・・。
さて第三回。今回は機材について考えます。
音作りにおいて機材というと中核をなすテーマですが果たして・・・。
~機材編~
機材って何よ?というとそれぞれ思い浮かべるものは違うと思いますが、演奏者に近い順に考えて、
ピック
↓
ギターの弦
↓
ピックアップ
↓
(プリアンプ)←EMGとか
↓
(トーンあるいはその他内臓ブースターなど)
↓←ここまでギター
シールド
↓
(エフェクター)
↓
プリアンプ
↓
パワーアンプ
↓
キャビネット
〜この先はマイクとか
と、これだけあるわけです。(基本的なエレキギターを想定しています。)
楽器本体も機材と定義します。演奏者以外は基本的に全部機材です。
で、個々の機材の使い方や種類は別として、今回は「音づくり」の観点で考えると機材そのものの多寡は問題にはなりえません。作りたい音次第になります。
今ある機材で満足ならそれでいいし、足りないなら使い方を工夫するか、変更するかになります。
・定番と独自性と
機材には定番というものがあります。エレキならストラトキャスターやレスポール。アンプならマーシャルやジャズコなどでしょうか。定番が定番である理由はそれが普通、一般的、もっとも○○らしい、とかいう良くわからない理由です。場合によってはデファクトスタンダードとなっているということ自体が理由かもしれません。(デファクトスタンダードになるためにはそもそも真っ当な理由があってのことなので、これ自体が理由というような場面はそこまでないかもしれませんが、時代の変化と共に理由側が欠落していく、というのはあると思います。)
対して独創的な、言ってしまえば人と違う系の機材もあるわけです。金属ピックや変形ギターなどなど。そうですね、自分が使っているギターもなかなか変わっている系だと思います。カーボン全面装甲とポプラでできてて、謎のトレモロを搭載していて・・・話題には事欠かないですね。
んで、どっちがいいのかと。いやもう良いも悪いもヘッタクレもないんですが、個人的には定番押しです。最初は。まずド定番を抑えて、そっから個人の好みに合わせて・・・というありふれた論理を展開しますよ。無難だし。ただ、自分の好みのジャンルの定番にしておけばいいと思います。
ジャンルって結構大事な要素で、そこで定番が変わってきちゃうんですよね。デスメタル一直線のメタラーが定番という理由でBOSSのOD買ってもどうなのよ?というのもあるし、フュージョンマスターを目指す若人がメタルゾーンを買ったって出番少ないわけですよ。確かにODをマーシャルのブースターにってのはよくあるし、メタルゾーンをブーストに使うとどうのってのはあるんですが、この場合は逆で買ったほうがいいでしょう。
バリバリの中華シェフがまず欲しいのって中華鍋なんじゃないですかね。和食やるのにどでかいオーブンが必要になる場面てそんなにないんじゃないかな。
で、まずギター。いや持ってるよね??さすがにギター持ってないギタリストとかないよね??エアギタリスト??
あんまり「音作りのためにギターを変える」って聞かないんですよね。やっぱりみなさんお気に入りのギターを前提として考えているんですかね、機材の一つなのに。
ギターとひとくくりで考えますが、アコギでもボディサイズから木材、エレキに至ってはピックアップというものすごく影響を与えるパーツがあります。
一人バンドをやると機材で溢れかえるのであんまり本数おけないのですが、2本あるとソロとバッキングで弾き分けられて便利です。
・機材の汎用性
いろいろな要素があるわけですが、それらの汎用性というのがおそらく機材選び、ひいては音作りに対して結構な影響を持っていると考えられます。先ほど独自性か定番か、みたいなところを書きましたが、定番でなくとも汎用性の高い機材であれば色々な用途に使えます。最初に導入する機材が汎用性の低い、というとすごくデメリットに聞こえますが、特化型の機材であれば特定の音作りは非常にしやすくなりますが、作れる範囲がせまくなってしまいます。ただ、自分のやりたい音楽にフィットした音作りがしやすいということが前提となると思うので、「定番の汎用性高いやつ」がまずはそろえるべき機材なのかなぁと結論づけます。今自分が持っている機材の汎用性がある程度わかってくると、これからどう機材を足すか、引くか、というのが見えてくるはずです。
汎用性の高いものばっかりでも、今度は作れる範囲が被ってくる。特化型ばかりだとこんどは作れる音が少なくなる。バランスが大事ということですかね・・・・。手に入る機材の種類と特性と、自分の作りたい音を考慮して選ぶ必要がありますね。ノイズゲートばっかりじゃどうにもならないですし。
結局何かを言ったようで何も言っていないような・・・。
んで、どっちがいいのかと。いやもう良いも悪いもヘッタクレもないんですが、個人的には定番押しです。最初は。まずド定番を抑えて、そっから個人の好みに合わせて・・・というありふれた論理を展開しますよ。無難だし。ただ、自分の好みのジャンルの定番にしておけばいいと思います。
ジャンルって結構大事な要素で、そこで定番が変わってきちゃうんですよね。デスメタル一直線のメタラーが定番という理由でBOSSのOD買ってもどうなのよ?というのもあるし、フュージョンマスターを目指す若人がメタルゾーンを買ったって出番少ないわけですよ。確かにODをマーシャルのブースターにってのはよくあるし、メタルゾーンをブーストに使うとどうのってのはあるんですが、この場合は逆で買ったほうがいいでしょう。
バリバリの中華シェフがまず欲しいのって中華鍋なんじゃないですかね。和食やるのにどでかいオーブンが必要になる場面てそんなにないんじゃないかな。
・話はわかった、で?
そうです、ギタリストの定番を考えてみましょう。そのためには機材の最小構成単位を考えることが必要です。鍋ばっかり持ってて包丁を一つも持っていないシェフは使えません。普通に考えれば、
・ギター
・シールド
・ピック
・アンプ
ですね。そう、以前からそうなのですがこのサイトはエレキギターを前提にしているようなのですよ。アコギストの皆様には陳謝いたします。で、まずギター。いや持ってるよね??さすがにギター持ってないギタリストとかないよね??エアギタリスト??
あんまり「音作りのためにギターを変える」って聞かないんですよね。やっぱりみなさんお気に入りのギターを前提として考えているんですかね、機材の一つなのに。
ギターとひとくくりで考えますが、アコギでもボディサイズから木材、エレキに至ってはピックアップというものすごく影響を与えるパーツがあります。
一人バンドをやると機材で溢れかえるのであんまり本数おけないのですが、2本あるとソロとバッキングで弾き分けられて便利です。
・機材の汎用性
いろいろな要素があるわけですが、それらの汎用性というのがおそらく機材選び、ひいては音作りに対して結構な影響を持っていると考えられます。先ほど独自性か定番か、みたいなところを書きましたが、定番でなくとも汎用性の高い機材であれば色々な用途に使えます。最初に導入する機材が汎用性の低い、というとすごくデメリットに聞こえますが、特化型の機材であれば特定の音作りは非常にしやすくなりますが、作れる範囲がせまくなってしまいます。ただ、自分のやりたい音楽にフィットした音作りがしやすいということが前提となると思うので、「定番の汎用性高いやつ」がまずはそろえるべき機材なのかなぁと結論づけます。今自分が持っている機材の汎用性がある程度わかってくると、これからどう機材を足すか、引くか、というのが見えてくるはずです。
汎用性の高いものばっかりでも、今度は作れる範囲が被ってくる。特化型ばかりだとこんどは作れる音が少なくなる。バランスが大事ということですかね・・・・。手に入る機材の種類と特性と、自分の作りたい音を考慮して選ぶ必要がありますね。ノイズゲートばっかりじゃどうにもならないですし。
結局何かを言ったようで何も言っていないような・・・。
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