No.67 Nektar Panorama P4 を導入してみました。



皆様あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

気づいたら新年になってました・・・いろいろと忙しく、更新する暇がなかった・・・。


そんな中遂に導入されたNektar Panorama P4!!注文から使用感まで見ていきましょう!!


・注文
そもそも国内で販売されてないので海外から個人輸入以外現在選択肢はありません。
保障とかいろいろかなりめんどくさいことになりますので正直これじゃなきゃだめだ!という思い入れなしに買うとあとで後悔するかもしれません。

自分は注文をかけたのが12月上旬。で、届いたのが12月30日でした(笑)
このくらいのスパンは普通にかかるので余裕を持った発注が大事です!!!
まぁ税関とかいろいろあるし。

ここで重要なのは配送業者の選択です。これはかなりのウェイトを締めていて、海外の場合送料がばかにならないくらいかかるのですが、基本的にあんまりケチんないほうがよさそう。
大体使われる業者ってUPS,Fedex,USPSとかだと思います。自分はUSPSでした。

Fedexとか安いのですがこれ日本国内もFedexの配達エリアがあって、その場合は直接Fedexが届けにきます・・・平日だけだけど。

当然そんなもの受け取れないのでUSPSを選択しました。一番安いプランだとなんだかいろいろよくない噂があったので少し高めのプランを選択。保障も少しついてきます。また、トラッキングが出来たりしたのでどの手続きで時間がかかっているかも確認できました。



あめりかーんな梱包です。相変わらず。オープン!

・オープンから電源投入まで


結構箱はでかいです。本体サイズに比べて。

しかし中身は本体とケーブル2つ、説明書とクロスが1枚。そんだけ。


わりとさっぱりしてんな・・・
で、さっそく使おうとするわけですが、これバスパワー駆動ですがケーブル2本使わないとモーターフェーダーが動作しません。個別の電源がいらないのはありがたいけど結構配線がぐちゃっとなります。

電源ONして早速試す!!!


うわぁ普通のMIDIキーボードだ!!


・・・?

Cubaseを起動してもなんも認識しないと思ったらファームウェアの更新が必要でした。びっくりした。

Nektarのサイトにアカウント登録して、画像のページの下のほう左から2番目でダウンロードできました。MyDownloadってやつ。アカウント登録しないとダウンロードすら出来ません。
で、ダウンロードなのですがいかにもCubase用のような感じのがあるのですがこれはCubase向けのマッピングとかなのでメインとなるintegrated installerてのは必ず必要です。これをインストールしたあとマッピングをインストールする、という流れです。

このインストーラーを手に入れるとそこからファームウェアアップデートができます。


とにかく驚愕のわかりづらさで涙がこぼれそうです。ちなみに登録する際にシリアル番号が必要ですが本体裏面にシールがはってあります。紙とかで入っているわけではないので注意。結構探したぞ・・・

・ファームウェアアップデート後

きました!ついにDAWが認識されました!認識されないことにはミキサーモードしか使えないので正直ありがたみが全然ないです。ではでは詳細を見てみましょう!


質感

安っぽくはないです。良い感じ。ホコリ超目立ちます。モーターフェーダーはつまみが銀色っぽいですが実際はプラスティックっぽいです。そのうち色落ちそう。
売りのひとつである正面の液晶に関してはまぁなかなかに見やすい。がしかしスマホが普及した今となっては・・・まぁこういう機材に液晶がついていること自体があまり無いので便利ではあります。

プラグインの名前なども表示されるのでどのトラックをいじっているかわかりやすいし、各パラメータも数値で表されるので把握しやすいです。フルカラー液晶ではなさそう。緑とか出てこない。ですが、これはたぶんデザインなのでしょう。黒、白、赤の三色構成でまとまってる感じです。


鍵盤
見た目ピアノ系の鍵盤ですが押し心地は完全にスプリングです。特になし。エクスプレッションペダルは追加できます。あとフットスイッチ。

パッド
12個のパッドです。割と大きい。ほとんど沈まないのですがこんなもんなのか?

操作系
電源は後ろ側ケーブル近くにあります。なのでバスパワーといっても常時起動ではないです。これはすごくいいと思います。各フェーダーもスムーズ。変なつっかかりなどはありませんでした。
つまみもひとしきり回しましたが問題なし。クリック感はすべてないタイプです。

このクリック感ないタイプってアナログ風味狙ってんのかなぁ・・・と思うのですが実際DAWとのやり取りはmidiになるので127までしか送れないんですよね。なのでディレイとか見たいにパラメータの数値が大きくなるとどんなに少しつまみを動かしても1づつはかわらなくなります。しょうがないけど。

ホイール類は滑らかな動き。赤く光ります。

機能
かなり莫大な機能が・・・つーかプラグインのパラメータを自動で持ってくるのでプラグインの数だけ操作方法がありとても時間がかかりそうです。それ以外にミキサーやトランスポートとしても使えるので機能自体は豊富。

いまのとこ大体純正のインストゥルメントで試していますがマッピングは優秀です。ほぼ問題ない。まぁ7.5なのでたまにおかしいのもあります。直す方法なぞとてもじゃないがわからないので放置していますが。

総評
スペースが許すなら1台もっておいて損はなし!

結構コントロール用のスペースがあるので場所とります。厚みも割りとあるし。
キーボード兼コントローラとしてはかなり優秀な部類に入ると思われます。なんといってもDAWの機能がマッピングされてるのは大きい。EQとかいじるのはつまみのほうがやりやすいときもありますし。

これより高機能ってなるとEUCONとかになってくるのですが調べてみると相当めんどくさそう・・・まぁPCに手を加えないならルーターで分配することになるのかなぁ・・・正直4ポートくらいのNICを追加するとかがベストなのだろうか。ルーティングの設定とかだるい・・・。

P1とmidiキーボード別々に買うならこっちのがスペース的には設置が楽かもしれません。
とにもかくにも使いこなすのに時間のかかる一品なので最初からこれにしておくほうがいいかも。
midiキーボード1台で済ませたい!!てな人には一押しです!!

コメント

  1. はじめまして、自分もnektar P4を導入してみました。ちなみにMac miniに接続してLogic Pro Xで使ってます。以後お見知りおきを。

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