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2月, 2013の投稿を表示しています

No.42 DPC Latency Checkerの使い方

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レイテンシといえばDTMをやる人間にとっては大敵というかもはや絶対悪とも呼べる存在です。無いに越したことはないのになぜか気が付けばそこにいる、恐るべきやつです。 それをチェックするのはなかなか難しい。というか普通は気にしないのか。 まず一番最初に気づくのがおそらくオーディオインターフェースの設定部分。 写真はcubaseの例ですが。ここで入力レイテンシーと出力レイテンシーが見えます。ここでの値は設定によっても変化します。たとえば これは96kHzでバッファを128サンプルにした場合。(MOTU Audio Expressでは128までしかつめられませんでした。ほかはどうなのか知らん。) このレイテンシーですが、大きくなればなるほど入力と出力にタイムラグが生じるのでリアルタイム演奏などでは致命的なことになりかねません。だからなるべくつめておきたいところです。 で、この「入力」と「出力」って一体どこ計ってるんだよ?という話ですが正直よくわかりません。なんか出力の方が遅いのでこっちにソフトウェアの分が入ってそうだな、とかそのくらいです。 そのソフトウェアすなわちOSだったりそれ以外の常駐だったり、そういうものをひっくるめて計測できそうなのがこの「DPC Latency Checker」のようだ、ということです。 使い方は至って簡単でサイトに行ってダウンロードを選ぶだけ。 それを実行すればすぐ使えます。 結果は個々人の環境に依存しますが、自分の場合。 明らかに定期的になにかが起きています。若干文字化けしてるし。 で、調べたら例のマザボ付属のソフトでしたとさ。現在DAWは完全に別環境に移行したので影響はないのですが・・・。 該当ソフトをきるとこんな感じ。どうやら20とか切れるらしい。 このソフトの妥当性については結構議論があるようですが、まぁ一つの目安として使えるのではないかなと思います。実際に上の赤いバーがある状態だとたまにプチプチきたりしていたので。限界までレイテンシをつめるための分析ツールにはなりませんが、問題点が無いかを確認するぐらいならちょうどいいのではないでしょうか。

No.41 JetCity JCA24S

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以前からそこはかとなく写真に写りこんでいたこいつ。JetCity の JCA24Sです。 自宅で使うアンプってだいたいコンボアンプが多いと思うのですが、自分の場合はプリアンプを先に買ってしまったので購入しました。 いやまぁコンボもってましたよ勿論。そのコンボはあまり出回ってないもので、Peavey の nanovalveという一時期はやったような小型真空管アンプです。「真空管アンプで練習したほうがいい」とか言うのをまにうけたパターンですね。 それから修行の日々が始まったわけです。小型スピーカーのおかげでローはまるで出ない上にエフェクターのノリが最悪、果てはワンボリュームの男気使用なためアンプで歪ませるのもできないと。そうです、そのころから「クリーントーンでギターソロ練習」という茨の道に踏み込んだわけです。 今思い返すとほんとにあれでうまくなったと思います。最近じゃ生音で十分な感じ。 話がそれた・・・ で、今はENGL E-530にこのキャビネットで激歪みを楽しんでいます。 このキャビネットはエミネンスのカスタムスピーカー2発で140wまで入力できます。 そこを5wで使用。(E-530のヘッドフォン出力) これが結構良い音するんですよ、マジで。そしてなによりマンションでも余裕でならせる大きさ。(がしかしそれでもつまみは10時くらい) つなぎ方としては、E-530のヘッドフォン出力は必ずステレオでつながないとダメージを受けてしまうので、ステレオ→モノx2への変換プラグを使って各スピーカーに接続する感じです。 裏はこんな感じ。確かΩの切り替えができたような・・・あとステレオかモノかですね。 ちなみに下の青い部分は外してオープンバックにできます。めんどくさいのでやってないけど。 価格が価格なのでライブでヘヴィに使用するのは難しいかもしれませんが自宅なら正直これで十分です。2発あるとステレオエフェクト時にちょっぴり面白いですがサイズを考えると1発のでもいいかも。 キャビネットに関しても剛性だとかつくりがうんたら言い出したらきりがないですが、個人的にはまず第一に” 径 ”が重要だとおもいます。以前小型スピーカーだったから余計そう感じるのかもしれませんが、たとえばライブハウスで使うスピーカー...

No.40 FURMAN PL-8Cで電源環境改善する

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 電源環境の重要性というのはなんとなーく理解しつついままでSS-6Bだけでごまかしていましたが、最近コンセントの数が足りない事態に陥ったので購入。 FURMANのなかでも一番安いメリットシリーズだとなんだかいろいろな機能が非搭載のようなのでPLシリーズを選択。期待が高まります。 オープン!!!説明書2つと本体のみ!!!シンプル!!! まぁ電源なんで説明書がてんこ盛り入ってても困るのですが。 で、ラックに搭載しました。 ライトも暖色系で使いやすく(自宅なので使わないですが)質感的にもいい感じです。 で、肝心の効果はどうかというと・・・いやまぁ特段変化はないです。もともとそんなに電源自体に不満があったわけではなく、どちらかというとコンセント増設が目的だったのでOKです。つかそんなに電源がひどい状態だったらもうARシリーズなどの安定化電源とかを導入したほうが話し早いですきっと。 で、導入してよかったねーで終わればよかったのですが。ふと気づいたことが。 ラックに積んだので電源ケーブルを掻き集めてつないでるときに、 太さがぜんぜん違う・・・。 このPL-8Cのケーブルが一番上ですが、太いですほかのに比べて。なわけで手持ちの電源ケ-ブルの太さを測ってみることにしました。 これがPL-8Cのケーブル。幅1cmくらいです。頑丈な感じがします。 これはたぶんENGL E-530 のケーブル。実測で8mmくらいです。 なんかの電源。6mmくらい? とまあこのような具合に大分太さが異なるものがあると。やはり大御所のFURMANは余裕をもってるなぁと感じると同時に、けっこう手持ちのケーブルの中には細いものもあったので、大丈夫か心配になりましたとさ。消費電力によるんだろうけど心象が悪い・・・電源ケーブルもかえるべきなのか。 きっと変えてもまた違いわかんないんだろうなぁと思う今日この頃。

No.39 DBX 1066をつかってみたよ

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だいぶん使ってきたDBX1066。最初に買った動機は、オーディオI/Fで録音する時にスラップベースがしょっちゅうピークを迎えてしまうことにありました。そりゃそうだ。ノーコンプで直接つないでいましたので。 できれば先にコンプかけたいなーとか思いつつ、コンプよりリミッター的なものでもいいなぁとか思い、あるいはノイズゲートもほしいなぁーなんて思ったときにこれがありました。 この1066はコンプ・ゲート・リミッターを2ch搭載したものです。お手ごろ価格で。 DBXというと160Aとかが定番なのかもしれませんが、まぁ便利なの使おうということで。 で、機能といいますと。 まずステレオカップリング。左右のチャンネルを同期してステレオで使えるってやつです。使ってません。 で、ゲートはスレッショルドとレシオ、コンプはスレッショルド、レシオ、アタック、リリースで、リミッターはスレッショルドのみです。 ゲートはまぁ普通にゲートです。ゲート・エキスパンダーとあるようにレシオの設定次第でどうとでも使えます。意外とレシオを調節できるって便利でした。最大で8:1までです。かなりばっさり切れます。 コンプも一般的なパラメータ。まぁ1Uで3エフェクトでステレオとかがんばってると思います。写真のとおりひたすらつまみが並んでる見た目です。 コンプは∞:1までレシオをもっていけます。アタックは0.4~3、リリースは5~250です。ちなみにどのつまみも細かいクリック感があります。 リミッターはスレッショルドのみなのですがここがこまったポイントで+4dB~しかかけられない。(それより下はOFFしかない)まぁそこでばっつり切ってくれるみたいなので少し受け手のゲインを下げれば使えます。0dB以下に抑えるというよりかは過大入力対策みたいな感覚。 で、さらには小さいボタンもいくつかついていて、SC Enableなどサイドチェイン系のボタンがあり、(自分はこれをベース専用にてモノラルで使うというアホ丸出しな使い方をしていたためSCは評価できません。)あとは目玉ともいえるOverEasy機能。一言で言うと「ソフトニー」以上。なのですが。ここがDBX特有の、とでも言うのでしょうか、この微妙なニーの設定がいけてる、ということなんですね。実際OverEasyなしだと思いっ...

No.38 Rocktron Xpression のレビュー的な

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またも更新が滞っている。。。。 現行のマイラック。なんともスッカスカですが。それ以前にベース用かギター用かわかんねーという始末。 くだらん前置きはこの辺にして今日はRocktron Xpressionのレビューをしていこうと思います。 概観 写真だとわかりづらいかもしれませんが、実際はプラスティックな質感です。金属感はないですね。まぁ価格が価格だけに仕方ないかも。 機能周り バイパススイッチにハイパスフィルターなどなど、割と便利な機能がそろっています。地味にベース用に使うことも可能みたいです。(ちゃんと Creative Guitar & Bass Effects と書いてあります)とは言ってもRocktron から Blue Thunderがすでに出ているのでベース前提ならこれを選択する意味はあまり無いといえます。 もちろんHUSHも搭載。やっぱしいいですね。ただHUSH目当てなら単体機のほうがいいと思います。 操作系 微妙。右側の2つはボリュームで、無段階調整です。これはまぁいい。LEDである程度のボリューム管理も出来るので及第点です。問題はそれ以外。 大きいノブはすべてクリック感ありのノブなのですが、結構回しづらい。そして根本的な操作方法が、真ん中3つのノブの一番右で機能を選び、(コーラス、とか)中央のノブで項目を選び(DEPTHとか)一番左のノブで各項目の数値をいじる、という形になっています。なんでエフェクト設定するのに結構いろんなつまみをグリグリやらないと設定できないんですね。 もし各ノブにパラメータそのものがアサインされていたら(ってまぁそしたらつまみ少なすぎですが)もうすこし直感的に操作できるのかな、と。 なので使用法としては家でしっかり音つくって、MIDIフットスイッチで切り替える、みたいな感じでしょうか。切り替え時の音切れはノブを回してやる分にはそんなに気にならないです。フットスイッチはもってません。でもまぁ似たようなものかと。 ただ現在のエフェクトてんこ盛りラックをスタジオで使うような人がその場で音作りってこともあまりないのかな、とも思います。調整はするだろうけど。であればこれでもいいのかな。 音質 いけてます。とくにコーラスとかすばらしい。プリセットも使えるの...